変形性関節炎

変形性関節炎は、関節痛やこわばりだけでなく、骨の変形を伴う病気です。
痛みや関節の変形によって、日常生活に支障をきたすことも多いため、早めの対処が望ましい疾患と言えます。

また、同じく関節の変形を伴う病気に、リウマチや膠原病などがあります。
適切な治療を受けるためにも、変形性関節炎とこれらをしっかりと区別する必要があるでしょう。

こちらでは、変形性関節炎の症状と原因、リウマチとの違い、治療法や予防方法についてお話したいと思います。

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手や足が痛い!変形性関節炎とは?

変形性関節炎とは、関節に慢性的な炎症が起き、痛みやこわばり感、関節の変形による機能障害が生じる疾患です。
軟骨の摩耗と部分的な軟骨の増殖が見られます。

発症しやすいのは、手足(膝や指)など頻繁に使う関節や、負担が掛かりやすい部位です。
患者さんは高齢になるほど、女性の割合が増える傾向があります。

なお、変形性関節炎は、原因によって二つに分類されています。
老化などに伴う関節炎を1次性変形性関節炎、その他の怪我・病気に起因する関節炎を2次性変形関節炎と呼びます。

肘や肩、股関節が痛むことも?変形性関節炎の症状

肘や肩、股関節が痛むことも?変形性関節炎の症状

変形性関節炎の主な症状は、痛みや腫れ、関節の引っ掛かるような違和感などです。
また、朝起きた時に短時間の関節のこわばりが見られます。

膝や手指に発症することが多いですが、肘や肩、股関節などの変形性関節炎も珍しくありません。
変形性関節炎の初期症状は、運動後や長時間歩いた時など、使い過ぎた後の痛みです。

しかし、そうした痛みや違和感は、安静によって比較的早く解消するため、そのまま見過ごされてしまいがちです。
そのうちに軽い運動や足の曲げ伸ばし時にも痛みを生じ、安静にしていても痛みが消えなくなります。

発症部位によって、階段の上り下りが出来なくなる、物が掴み辛いなどの症状が現れ、日常生活にも影響が及びます。
その後も、関節が鳴ったり、腫れて水がたまるなど、次第に症状が悪化していきます。

最終的には強い痛みで歩くこともままならない、痛みでよく眠れないといった事態を招く恐れもあり注意が必要です。

変形性関節炎(変形性関節症)の原因とは

変形性関節炎は、加齢に伴う関節の老化・肥満やスポーツ等による持続的な負担・脱臼などの怪我といった、関節への刺激や負担が原因で起こります。
軟骨がクッションのような役割をすることで、関節は滑らかに動くことができ、衝撃も軽減されています。

しかし、そうした刺激や老化などによって軟骨が摩耗すると、衝撃を十分に受け止められなくなる上、骨同士が直接ぶつかり合うため炎症・痛みが生じるのです。
また、繰り返し骨と骨が当ぶつかる事で、骨の一部が増殖し、関節に骨棘と呼ばれるトゲ状のものが生じる場合があります。

その場合、さらにそれが刺激となり症状の悪化を招きます。
変形性関節炎は、負担が大きくなりやすい関節(膝、指、股関節など)に多く発症します。

主な原因は関節の老化ですが、年配の方以外にリスクがないわけではありません。
例えば肥満です。

体重を支える両膝はもちろん、ただ立っているだけでも、股関節には体重の約5倍の負荷が掛かると言われており、過剰な体重は関節に大きな負担を与えます。
また、サッカー選手の膝・野球選手の肘、ピアニストの指など、特定の関節を酷使される職業の方も年齢を問わず発症しやすくなります。

リウマチとの違いは?手指の変形性関節炎・へバーデン結節

リウマチとの違いは?手指の変形性関節炎・へバーデン結節

ヘバーデン結節は、女性に多い手指の変形性関節炎です。
患者の大半は、40歳以上のいわゆる更年期の女性です。

特徴的な症状としては、朝のこわばりや手の第一関節の痛み、赤く腫れる、指がコブ状に変形するなどが挙げられます。
へバーデン結節の発症には、加齢や女性ホルモンが関与していると考えられていますが、ハッキリした事は分かっていません。

診断にはレントゲンが有効で、患部に骨棘が確認されます。
さらに、血液検査でリウマチが否定されることで確定診断に至ります。

ヘバーデン結節と関節リウマチの間には、中高年の女性に多い、朝のこわばりなどいくつかの共通点が見られます。
リウマチは進行すると、関節破壊だけでなく全身の合併症を引き起こす恐れがある病気のため、二つの病気を明確に区別する必要があります。

以下のようなリウマチ特有の症状が見られる場合は、速やかに整形外科やリウマチ科を受診するようにして下さい。

  • 朝の1時間以上のこわばり感
  • 手指の第2関節の痛みや腫れ(へバーデン結節は第1関節に多い)
  • 左右対称の関節痛
  • 微熱、倦怠感などの全身症状

膝の変形性関節炎

膝の変形性関節炎

変形性関節炎を最も発症しやすい部位は膝関節です。
50代以降の方の患者さんが多く、特に60代以上の女性については、約4割が膝の変形性関節炎に悩んでいるとも言われています。

変形性膝関節症は、加齢や関節への負担によって軟骨が摩耗、クッション機能を失うことで炎症や痛みが生じます。
膝の曲げ伸ばし動作(立ち上がるなど)や歩き始め、運動後に痛みが出るのが初期症状です。

動き始めてしまえば痛みが消えることが多く、運動後も安静にしていると痛みは解消します。
しかし、症状が悪化すると痛みが強くなるばかりか、安静時も痛みが消えません。

膝を伸ばすことが難しくなるため、階段の上り下りや正座、しゃがむ動作が非常に辛くなります。
多くの患者さんは、膝が不安定になることで歩行時に上半身が左右に揺れたり、痛みのせいで脚を引きずるなどします。

また、動かすと音が鳴ったり、膝の腫れ、水がたまるなどの症状が現れ、日常生活に大きな影響を及ぼしかねません。
膝の変形性関節炎は、最終的には歩くことさえ困難になる可能性がある病気です。

膝に痛みや違和感がある場合は、早めに整形外科を受診するようにしましょう。

変形性関節炎の治療法・治し方

変形性関節炎の治療法・治し方

先述の通り、変形性関節炎の主な原因は軟骨や関節の周辺組織の老化です。
残念ながら、現時点では関節の老化を完全に防いだり、劇的に関節を若返らせる手立てはありません。

よって、変形性関節炎の治療は痛みの緩和、症状の進行の防止、関節の機能維持を目的とした保存療法が中心となります。
必要に応じて運動療法や様々な理学療法、痛み・炎症を和らげる薬物療法が行われます。

しかしながら、そうした治療で症状が改善しない時や、日常生活に大きな支障がある場合には、人工関節置換術、骨きり術などの手術適応となります。

変形性関節炎の運動療法

適度な運動は、関節周り筋肉を鍛えるだけでなく、軟骨など周辺組織の新陳代謝を高めることから、変形性関節炎の治療に非常に有効です。
もちろん、ひどい痛みがある場合を除いてですが、過度な安静は変形性関節炎の治療において好ましくありません。

むしろ、積極的に関節を動かすことで、痛みを和らげたり症状の進行を防ぐ効果が見られるのです。
変形性関節炎によって動きの悪くなってしまった関節も、ストレッチなどで意識的に動かすことで、次第に可動域が広がっていきます。

また、関節周囲の筋肉を強化することで、関節をしっかりと支えることが出来るようになり、関節の負担が軽減されます。
身体の負担の少ない、水中運動や、座ったまま(あるいは横になって)手足を動かす体操などが適しています。

運動療法は正しい方法で、かつ適切な運動量を行うことが大切です。
誤った方法や運動のやり過ぎは、症状の悪化を招く恐れがありますので医師や理学療法士の指導の下、行うようにしましょう。

変形性関節炎の理学療法

変形性関節炎の痛みの改善には理学療法が有効です。

温熱療法

患部を温めることで血行を促進、筋肉や関節のこわばり・緊張を解消します。
温湿布やホットパックの他、電気・レーザー、赤外線などを用いた治療が病院で行われています。

なお、変形性関節炎のような慢性化した痛みは、温めることで症状が和らぐことが多いと言えます。
ただし、強い痛みや熱感・腫れが見られる場合は、患部を冷やしましょう。

装具療法

サポーターやギブス、補正靴、杖・歩行器などの使用で、関節の負担を軽減することが出来ます。
不安定な関節を固定することで安定感が得られますし、杖などの支えによって痛みのある動作もスムーズに行えるのが利点と言えます。

一般的に、装具療法は比較的症状が軽い(初期から中期)の患者さんに適した治療方法です。

変形性関節炎の薬物療法

変形性関節炎の治療において薬は、運動療法と理学療法のサポート役という位置づけです。
痛みや炎症を抑え、患者さんがなるべく普段通りの生活が送れるようにする事が目的で使用されています。

症状に応じて飲み薬の他、湿布や塗り薬などの外用薬、座薬が処方され、痛みが強い場合はヒアルロン酸注射も行われます。
中程度までの変形性関節炎には、鎮痛剤としてアセトアミノフェン、痛みと腫れに対しては、NSAIDなどの非ステロイド剤が用いられる事が多いようです。

また、緊張した筋肉をほぐして痛みを軽減するために、低用量の筋弛緩薬が処方される場合もあります。
強い痛みがあるなど重症化した変形性関節炎の治療には、ヒアルロン酸注射が非常に有効です。

関節液の成分に近いヒアルロン酸を関節に直接補うことで、関節の動きを良くしたり、速やかに関節の痛みを緩和する効果があります。
ただし、一度の注射で永続的な効果が得られるわけではなく、定期的・継続的に注射を行う必要があります。

トレーニングや温泉が効果的?変形性関節炎の予防法

関節の老化を完全に防ぐ方法はありませんが、負担を掛けないような生活を送ることで、変形性関節炎の予防が可能です。
また、次のようなケアを行えば、例え発症後でも進行を遅らせたり、再発を防止するなど、変形性関節炎と上手に付き合って行くことが出来ます。

  • 筋力維持のため、水中運動やウォーキング、トレーニングで適度に身体を動かしましょう。
  • 患部は優しく動かすストレッチも効果的です。
  • 関節を冷やさないようにすることが大切。温泉やお風呂でゆっくり温まったり、血行を促進するマッサージもオススメです。
  • サポーターや、歩行時の杖などを積極的に利用して関節の負担を軽減しましょう。変形性関節炎の予防にとても有効です。
  • 関節に負荷を与えないようにするという意味で、体重コントロールは非常に大切です。食生活や運動量に注意して、適切な体重を維持するようにしましょう。

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変形性関節炎のまとめ

変形性関節炎のまとめ

変形性関節炎は、その多くが加齢による関節の老化と、積み重なった関節の負担が原因で発症します。
関節の痛みだけでなく変形や機能障害を伴うため、日常生活において様々な不自由を感じることの多い病気と言えるでしょう。

一般的に症状の進行はゆっくりで、生活の質に関わるほど悪化するまでには時間が掛かります。
主な原因が老化現象ということで、年齢的に仕方がないと諦めてしまう方も多いのですが、早めに病院で診察や治療を受けたり、ケアを行うことをお勧めします。

残念ながら、変形してしまった関節は元の姿に戻ることはありません。
しかし、適切な治療や対処を行うことで、残っている関節機能の維持や、症状の進行を防止することが出来るのです。

また、よく似た症状を持つ、関節リウマチなどその他の疾患としっかり区別をする必要があります。
そうした事からも、関節痛やこわばり感、腫れや変形が見られた場合は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

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