関節と違和感

関節になんとなく違和感があったり、痛みを感じる。
また、痛みはないけれど関節に違和感があって、とても気になる…
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?

関節の違和感は、そのまま自然に治ってしまう事もありますが、治療が必要な病気の場合があります。
怪我など思い当たる原因がないのに、なかなか関節の違和感が良くならない、痛みが出てきたといった時は速やかに病院を受診しましょう。

こちらでは、関節の違和感を伴う病気の症状や原因・治療法について、部位別に解説していきたいと思います。

手指の関節の違和感は何が原因?

手や指は、膝など足の関節と並んで、こわばりや腫れ、しびれ・痛みなどの違和感を生じやすい関節です。
元々、指先は神経が過敏になりやすい場所ですが、手の関節には身体の不調が現れやすいとも言われています。

手指の関節の違和感が、病気のサインであることも珍しくありません。
手の関節の違和感を伴う主な疾患には、次のようなものがあります。

指の違和感やこわばりは関節リウマチの症状?

指の違和感やこわばりは関節リウマチの症状なのか

起床時に指(主に第二関節)がこわばり、物が握り辛いなどの違和感がある場合、関節リウマチの疑いがあります。

リウマチの主な初期症状として挙げられるのが、朝の手指のこわばり感です。
両手の指がうまく動かせない、指の付け根や手首に違和感があるといった症状が、30分以上続く時は関節リウマチが疑われます。

その他にも、身体の倦怠感・だるさ、微熱、食欲がなくなるなど、風邪のような症状が見られることもあります。
また、関節リウマチは多発性の関節炎のため、患部は指に限らず、肘や肩、膝、足など、身体の様々な関節に違和感や腫れ・熱感を生じます。

多くの場合、違和感などの症状は左右対称の関節に見られます。
痛みなどは天候にも影響を受け、天気の悪い日や冬に悪化することが多いようです。

関節リウマチが進行すると、痛みだけでなく関節の変形や破壊が起こります。
これにより、関節の機能障害が起こり、歩行困難に陥る可能性もあります。

さらに、重症化したリウマチは、血管や心臓・肝臓など深刻な合併症を起こす場合があるのです。
日常生活に支障が出るだけでなく、全身症状を伴うことがあるリウマチは、早期発見・治療が望ましい疾患と言えます。

関節リウマチの原因・病院で行われる治療

詳しい発症メカニズムは分かっていませんが、関節リウマチは自己免疫の異常によって起こると疾患です。
免疫の本来の働きは、身体をウイルスなどの異物から守ることですが、免疫機構に何らかの異常が起こり、自分の正常な組織を攻撃してしまいます。
これによって、関節や筋肉、臓器など身体のあちこちで炎症が生じ、違和感や痛み・腫れが起こると考えられています。

関節リウマチの診断方法には、問診・血液検査・画像診断科などがあります。
関節の違和感・痛みと腫れがあり、MRIなどで関節の変形が見られること、そして血液検査でリウマチ因子の陽性、炎症反応が確認され確定診断に至ります。

病院では薬物療法を中心に治療が行われます。
炎症や痛みを鎮める目的で、NSAIDs(消炎鎮痛薬))、DMARDs(抗リウマチ薬)、ステロイド、生物学的製剤などが処方されます。

投薬治療と並行して、関節機能を維持するためにリハビリなどの理学療法が行われるのが一般的です。
なお、症状が進行し、強い痛みや重度の関節の変形が見られる場合には手術が行われます。

変形性関節症で指の違和感?

指の違和感は変形性指関節症の症状かもしれません。
女性が発症しやすく、主な原因は老化や指の使い過ぎと言われています。

変形性指関節症は、発症部位によって次の3つに分類されています。

ヘバ−デン結節

第1関節に起きる変形性関節症です。
患者は圧倒的に女性が多く、指のこわばり感、痛みや腫れ、熱感などの症状が見られ、悪化すると指を伸ばすことが出来なくなったり、横に曲がったまま固まってしまうことがあります。
粘液腫(良性)と呼ばれる水ぶくれができた場合は、針を刺して中の液体を抜く治療が行われますが、自然に消えることも多いようです。

プシャ−ル結節

症状はヘバーデン結節と同じですが、指の第2関節に起こる疾患です。
ヘバーデン結節に伴い発症するケースも多くなっています。
また、症状が出る部位がリウマチと同じであることから、2つの病気をしっかり区別することが大切です。

母指CM関節症

親指の付け根に痛みや違和感を生じます。
物を掴むことが困難になるため、日常生活に支障が出やすくなります。

治療は、消炎鎮痛薬の服用、湿布・軟膏、テーピングによる固定が行われます。
多くの場合、数年で進行が止まり、痛みが解消します。

更年期の女性に多い指・手首の違和感は腱鞘炎?

妊娠中や産後、更年期の女性に多い、指や手首の違和感・痛みに腱鞘炎があります。
腱鞘と呼ばれる、腱の外側部分に炎症が起きる疾患です。

腱は筋肉と骨を繋ぎ、指関節をスムーズに動かす働きをしています。
よって、腱鞘が炎症を起こすと指の曲げ伸ばしや、手首を動かす際に引っかかるような違和感や痛みを感じるようになります。

使い過ぎが主原因とされていますが、女性ホルモンの変動が激しい時期に発症が多いことから、女性ホルモンの影響も大きいと考えられています。

ドゥ・ケルバン病

手首の親指に発症します。
特徴的な症状は手首の腫れ、動かした時の痛みです。
特に、親指を中に入れて作った握りこぶしを、小指側に曲げる時に手首に強い痛みが走ります。

ばね指

屈筋腱と呼ばれる部分に炎症が起きます。
指を曲げ伸ばしする際に、腱が腱鞘に引っ掛かり、違和感や痛みを生じる疾患です。

指を伸ばそうとすると急にかくっと、ばねで弾かれるような動き方をするのが特徴となっています。
悪化すると指が曲がったままの状態になり、無理に動かそうとすると指が鳴ったり痛みを感じます。

治療は安静や装具療法、薬の服用などが基本ですが、症状に応じてステロイド注射や手術も行われます。

手の関節の違和感や腫れ、全身性エステマトーデスでは?

若い女性に多い全身性エステマトーデスは免疫疾患の一種です。
手に見られる症状は、関節の腫れや痛みです。

この他にも、発熱や倦怠感、食欲不振、皮膚に現れる赤い発疹などの全身症状が見られます。
なお、症状は関節のみでなく、皮膚や内臓、神経などにも及び、難病指定を受けています。
治療はステロイド剤、免疫抑制剤の服用で症状をコントロールする、薬物治療が中心です。

指先・手首の違和感は乾癬性関節炎?

指先(主に第1関節)や手首の違和感を生じる疾患に乾癬性関節炎があります。

皮膚病(乾癬)によって皮膚が赤くなり(1〜数センチ程度)、白っぽいフケのようなものを伴います。
患部を掻くと点状の出血が生じるのが特徴的です。
こうした皮膚症状と併せて、リウマチのような関節の炎症・痛みや腫れが見られます。

症状が現れやすいのは指先ですが、指の付け根や手首にも炎症が生じると言われています。
また、爪がはがれやすくなったり、表面に多数のくぼみが生じる場合もあります。
治療は薬物療法が中心です。

肘の違和感と痛み、考えられる病気は?

肘を動かすと引っ掛かかるような違和感や痛みがある場合、その大半は肘の酷使による負荷が原因です。

特に、スポーツに熱心に取り組んでいる方は、テニス肘・野球肘などを起こしやすくなります。
練習のし過ぎや、間違ったフォームを繰り返すことで、筋肉・靭帯・腱など肘の周辺組織を痛め炎症や痛みが生じます。

こうした肘の酷使による疾患の場合、まずは安静を保ち、必要に応じて消炎鎮痛剤や外用薬などを用いながら患部の炎症を鎮めることを第一に考えます。
併せて、物理療法が行われることが多くなっています。
フォームを改善するなどして肘への負担を軽減しなければ、再発の可能性が高くなりますので注意が必要でしょう。

また、小さなお子さんが肘を曲げることや触られるのを嫌がる時は、肘内障の可能性があります。
急に手を引っ張られるなどして、強い負荷が掛かったことで、一時的に肘が亜脱臼を起こしたような状態になることが原因です。
様子がおかしいと違和感を感じた場合は、整形外科にて肘の整復を受けましょう。

足の関節の違和感は何が原因?

足の関節の違和感の原因

膝や足首など、足の関節に違和感を感じる原因は様々です。

激しいスポーツによる太ももの筋肉や膝などの酷使、あるいは姿勢の悪さから身体の歪みを招き、下半身の関節の負担の原因となることもあるでしょう。
加齢によって関節が老化し膝に違和感を感じたり、肥満が原因で体重を支える膝や足首に痛みが生じやすくなります。
また、産後のお母さんは、赤ちゃんの抱っこで足腰を痛めることが多くなると考えられます。

こうした日々の積み重ねによる足関節の違和感は、生活習慣の改善や、対処療法で自然と痛みなどが解消することもあります。
しかしながら、病院で治療が必要な病気の可能性がある点に注意が必要と言えるでしょう。
足の関節の違和感が、早期に治療を開始することが望ましい、進行性の疾患の症状のこともあるのです。

膝の違和感は変形性膝関節症?

歩きだす時や、立ち上がる時の膝の違和感は、変形性膝関節症の初期症状の可能性があります。

加齢や膝の酷使によってすり減った軟骨が、クッション機能を失うことで膝への衝撃を吸収しきれなくなり、炎症や痛みが生じると考えられています。
多くの患者さんは年配の方ですが、立ち仕事や激しいスポーツを行う方は、年齢を問わず発症リスクが高くなります。

軟骨の摩耗が始まったばかりの初期は、動き始めると膝の違和感が落ち着いたり、一月ほどで自然に良くなったりすることがあります。
しかし、体重のコントロールや、膝まわりの筋力アップなど膝への負担を軽減する取り組みを行わなければ、症状は徐々に進行していきます。

変形性膝関節症は、悪化すると強い痛みや膝の変形を起こす疾患です。
また、痛みのあまり動かないでいると、周囲の筋力が衰えて膝が不安定になり、さらに痛みが生じるという悪循環に陥るケースが多く見られます。

膝に違和感を感じたら、早めに整形外科を受診したり、膝の負担を減らすような対策を講じるようにしましょう。

足の親指の違和感・眠れないほどの痛み、痛風では?

足の親指の付け根に突然起こる激痛。
多くの場合、痛風の発作は夜から朝方にかけて起こります。
足の親指が赤く腫れ、眠れないほどの激しい痛みを伴うのが特徴です。

経験者の方によると、痛風発作には前兆のようなものがあるそうです。
それが足の指関節の違和感。
夜や就寝中に感じる、足指のぴりっとした違和感が発作の前触れと言われています。

痛風は、過剰にたまった尿酸が結晶化することが原因で、激しい関節痛を引き起こす疾患です。
通常、発作は10日ほどで治まりますが、尿酸値のコントロールをせず放置すると慢性化し、腎臓疾患などの合併症を起こす可能性もあり注意が必要です。

関節の違和感のまとめ

関節の違和感のまとめ

このように、一言で関節の違和感と言っても原因となる病気は様々です。

そのまま様子を見ていて問題がない場合もありますが、リウマチや変形性関節症の初期症状や、その他の疾患の可能性もあるため注意が必要でしょう。
関節にしびれ・こわばり・浮腫み・痛み、あるいは色がいつもと違うなど、違和感が見られた時は、病院を受診することをお勧めします。

早期に治療を開始する事で、症状の悪化の防止や、後遺症を残さないなどメリットが大きくなるでしょう。


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