関節痛と夜

夜、眠れないほどの辛い関節痛。
関節の痛みが夜になるとなぜか悪化する、そんな経験をされたことはありませんか?
また、子供が夜間に関節痛を訴え、心配される親御さんも多いのではないでしょうか?

日中に比べて、夜に関節の痛みが悪化しやすいのには理由があります。
こちらでは、夜間の関節痛の原因や対処法、夜の関節痛を伴う病気についてお話します。

夜中に膝・関節痛が悪化する原因

関節痛は、患部の炎症によって起こります。
その原因によって治療法は様々ですが、炎症を起こしている場合は、まず患部を安静に保つのが基本です。
ところが、その痛みが忙しく活動している日中ではなく、静かに横になっている夜に悪化するのは何故なのでしょうか?

第一に挙げられるのが、血行不良です。
就寝中は身体を動かすことが少ないため、血流が滞りがちになります。

すると、炎症を起こしている関節部分に、発痛物質(ブラジキニン)が溜まった状態が続き、痛みを強く感じやすくなるのです。
起床後に痛みが和らぐのは、身体を動かす事で血流が改善し、発痛物質が流されていくためです。

この他、副腎皮質で分泌される、強力な抗炎症作用を持つホルモン(コルチゾール)の影響が考えられます。
コルチゾールは一日のうち、朝方に最も血中濃度が高くなった後、徐々に減少、夜に最少となる性質があります。
よって、夜間は炎症を抑える働きが低下、関節の炎症が悪化しやすくなるため、強い痛みを生じることが多くなるのです。

夜間の関節痛、考えられる病気は?

夜間の関節痛、考えられる病気

こうした理由によって、夜は日中と比べて、関節痛が発症・悪化しやすくなっています。

しかし、多くの方がお悩みの変形性関節痛のように、加齢や関節への負担などが原因ではなく、関節痛がその他の疾病の一症状であるというケースも考えられるのです。
その場合、病気に適した治療を受けなければ、症状の悪化を招く恐れがあります。

夜の関節痛を伴う、主な病気は次の通りです。

夜の倦怠感を伴う関節痛(風邪・インフルエンザ)

風邪をひいた際に、関節が痛くなることがあります。
倦怠感を伴い、夜間に発熱する事も多く、その場合、関節痛も激しくなります。

この痛みは、ウイルスから身体を守ろうとする、免疫の防御反応によって起きています。
その過程で分泌されるPGE2という成分が、関節痛や、熱を発生させる作用を持つために、痛みを生じるのです。
よって、風邪の症状が落ちつくに従い、関節痛も改善していきます。

しかし、高熱が下がらない場合は、インフルエンザの可能性がありますので、医療機関を受診しましょう。
インフルエンザの治療をすることで、関節痛も改善します。

夜中の子供・幼児の関節痛(成長痛)

成長痛は、幼児から12歳くらいまでの子供さんに見られる関節痛です。
主な症状は、夕方から夜中にかけて現れる、膝や足首などの痛みです。

痛みは、夜の1時間程度、比較的短時間で治まることが多く、その後は嘘のように元気になります。
なお、レントゲン等の検査では、異常が見られません。

子供は、筋肉、骨や関節が未発達にも関わらず、非常に活発に動くため、組織に疲労が蓄積する事が成長痛の原因とされています。
身体の成長と共に、症状は治まっていきますので、あまり心配はいらないでしょう。

しかし、夜間だけでなく日中も痛みがある、患部の腫れ、足をひきずるなどの症状が見られた場合には、注意が必要です。
成長痛ではなく、別の病気の可能性がありますので、医師の診断を受ける事をオススメします。

夜間の関節痛、大人の成長痛が原因?

成長痛は、思春期までの子供特有の疾病とされています。
しかし、大人になっても、夜の関節痛など成長痛と似た症状で悩まれている方がいらっしゃいます。
多くの方に共通する、下記のような症状から、大人の成長痛と呼ばれています。

  • 子供の頃と同じような痛み・倦怠感
  • 夜に痛みが生じる
  • 痛みが広がっていく感覚
  • 病院で検査を受けても異常がない

原因は、子供の成長痛と同じく、筋肉・関節組織の疲労の蓄積と考えられています。

対処法としては、患部を冷やす、あるいは温めるなど、症状がより軽くなる方法を行います。
また、状況に応じて、消炎鎮痛剤を使用すると良いでしょう。

夜の関節痛が痛風のせいでは?

痛風は、中高年の男性が発症しやすく、足の親指、膝などの関節に激しい痛みや腫れ・熱感を生じる病気です。

痛風発作と呼ばれる急性の関節痛は、多くの場合、夜から夜中にかけて起きるという特徴があります。
通常3日から1週間程度で症状は改善しますが、原因である尿酸値を適切にコントロールしない限り、再発を繰り返します。

痛風は放置すると、腎機能の低下など、全身に影響が及ぼしかねない病気です。
夜間に激しい関節痛が起こり、痛風が疑われる場合は、痛みが治まったからといって安心せず医師の診断を受けましょう。

夜眠れないほどの関節痛、線維筋痛症かも?

眠れないほどの強い関節痛や、こわばり、倦怠感。
そのような症状があるにも関わらず、レントゲンなど一般的な検査で異常が見られない場合、線維筋痛症の可能性があります。

線維筋痛症の症状は、原因不明の全身の強い痛みです。
様々な症状が現れますが、多くの患者さんが、夜も眠れないほどの激しい関節の痛みを訴えています。

発症メカニズムは、はっきりと解明されていませんが、脳の誤動作の影響が大きいと考えられています。
何だかの理由によって、脳の機能に障害が生じ、弱い刺激でも非常に強い痛みと認識してしまう事が原因とされています。

線維筋痛症は、進行性で慢性化しやすい疾患である事から、早期発見・治療の開始が望ましい病気です。

夜の激しい関節痛、リウマチ性多発筋痛症?

夜間の関節痛が特徴的な病気の一つに、リウマチ性多発筋痛症があります。
患者さんは50歳以上の方が中心で、やや女性の方が多くなっています。

発熱や全身の倦怠感、食欲不振に加えて、関節痛やこわばり感などの症状が見られます。
特に、夜に強い関節の痛みが生じやすく、寝返りなどの際に、痛みで目が覚めてしまうほどです。

症状はリウマチと似ていますが、血液検査ではリウマチは陰性ですし、関節の破壊や変形は起こりません。
リウマチと同じく、免疫の異常が原因と考えられていますが、はっきりと分かっていないのが現状です。

なお、リウマチ性多発筋痛症には、ステロイド剤が非常に有効なため、投薬治療が中心となります。

夜の関節痛のまとめ

夜の関節痛のまとめ

夜に関節痛が悪化しやすい理由は、血行不良による発痛物質の蓄積。
そして、抗炎症ホルモンの量が夜間に低下しやすいためと考えられています。

しかしながら、関節痛の原因は様々なため、症状に応じて適切な治療を受ける事が大切です。

安静にする、冷やす、又は温める、ストレッチで血行を促進するなどの対処で、夜の関節痛が改善しない場合は、注意が必要でしょう。
他の病気の可能性があるため、医療機関の受診をオススメします。


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