関節痛とリウマチ

関節痛や腫れなど、辛い症状があるリウマチ。
次第に痛みは激しくなり、進行すると関節の変形による手足の障害も起こしかねない、難治性の病気として知られています。

しかし、現在では早い段階で治療を開始することで、完治が期待できます。
リウマチの症状や、治療方法について詳しく解説していきたいと思います。

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リウマチを知り、関節痛を治療しよう

リウマチ患者さんは圧倒的に女性が多く、男性患者の5倍から6倍にもなります。
発症年齢は30代から50代がピークです。

ただし、60代以上で男女差なく発症する場合(高齢発症関節リウマチ)や、15歳以下の子供のリウマチ(若年性関節リウマチ)もあります。
では、リウマチとは一体どのような病気なのでしょうか?

その特徴的な症状を知ることは、早期発見や効果的な治療を受けるために、非常に役立ちます。

リウマチって何?症状は関節痛だけじゃない

リウマチの症状

リウマチは、関節が炎症を起こし、腫れや痛みを引き起こす病気です。
放置すれば、関節が破壊され、機能を失うことも考えられます。

しかし、関節痛以外にも、倦怠感や発熱など、身体全体に症状が及ぶ場合もあるのです。

リウマチの症状と発症しやすい部位

リウマチを発症しやすいのは、手足の指や、膝、足首や肘などの関節です。
こうした場所に腫れや熱っぽさ、刺すような痛みが起こります。

特徴的な症状としては、朝の手のこわばりと、左右対称に現れる痛みです。
一般的に、リウマチは起床後30分以内に症状が出ることが多く、その他の時間帯は落ち着きます。

痛みは手指の第二関節に最も出やすく、多くの場合は、身体の左右両側に腫れと痛みがあります。
しかしながら、初期のうちは関節の痛みが弱く、なんとなくだるい、微熱があるなど、風邪と区別しにくい症状のみの場合もあり、注意が必要です。

関節痛以外のリウマチの症状

リウマチの代表的な症状は関節痛ですが、それ以外にも多様な症状を伴います。
肘や腰、後頭部などに出来る、皮下結節と呼ばれるしこり。

その他にも、疲れやすい・脱力感、食欲低下や、体重の減少などの全身症状がみられます。
また、全身の血管炎を起こすことで、高熱、心筋梗塞や、腸閉塞、肺に水が溜まるなど、重い病状に陥ることもあるのです。

リウマチと似た関節痛もある。違いは?

関節の痛みに限れば、リウマチと良く似た症状の病気が、いくつもあります。
変形性膝関節症、五十肩、痛風・偽痛風、腱鞘炎、外反母趾…

ざっと挙げただけでも、これだけあります。
原因は、加齢によるもの、使い過ぎ、免疫疾患など、それぞれに異なります。

当然、治療方法も違ってきますので、きちんと区別をすることが大切です。
他の関節痛と違い、リウマチは安静時にも痛みがあるのが特徴です。

他にも、次のような症状がある場合は、リウマチの可能性がありますので、専門医で検査を受けると良いでしょう。

  • 手の指や足の指など小さな関節に痛みや腫れ、炎症が起こる
  • とくに手足の指の付け根の関節や第二関節(真中の関節)に症状が起こりやすい
  • 朝起きると手足の関節がこわばる感じがする
  • 全身の倦怠感や熱っぽいを感じることが多い
  • 関節部分を押すと痛みがある
  • 関節部分を押さなくてもジンジンとした鈍い痛みを感じる
  • 関節部分が熱を持っている
  • 関節周辺を触るとブヨブヨとした感触がある

リウマチの原因と対処法

リウマチの原因と対処法

リウマチの辛い症状はなぜ起きるのでしょうか?
痛みがある時の対処法は?などについて、お話していきます。 

リウマチはどうしてなるの?原因は?

リウマチは、免疫システムの異常によって、関節の滑膜に炎症が起こることが原因で、痛みなどが生じる病気です。
関節を覆っている滑膜が腫れ、関節をスムーズに動かせなくなったり、痛みが発生します。

症状が進行すると、靭帯や軟骨が破壊され、さらには骨まで破壊されることで、関節の障害が起こります。
免疫の異常が、どのような理由で発生するのかについては、はっきりした事が分かっていません。

しかしながら、女性ホルモン、ウイルス・細菌感染、喫煙等が関係しているのではないかと考えられています。

リウマチと女性の関係

中でも、女性ホルモンの分泌異常の関与が大きいとされており、リウマチ患者の大半を女性が占めるのはそのためです。
女性ホルモンは、免疫細胞の働きや、炎症作用を活発化させることから、ホルモンバランスの乱れが、リウマチの発症に影響を与えるとされています。

よって、女性ホルモンのバランスが変化しがちな、妊娠・出産期、閉経前後の更年期には、リウマチを発症する女性患者さんが多くなると考えられます。

リウマチの腫れや痛みの対処法は冷やす?温める?

関節に痛みがある時に、患部を温めるべきか、それとも冷やすべきか、迷うことも多いのではないでしょうか。
リウマチの場合は一般的に、温めると症状が和らぐと言われています。

しかし、激しい痛みのある時は、逆効果となりますので、そうした場合は冷やしましょう。
気候や体調によって、症状に波があるの事もリウマチの特徴です。

症状がより楽になると感じる方法を、その時々にご自身で選ばれると良いと思います。

リウマチ治療で関節痛を緩和する

リウマチ治療で関節痛を緩和

リウマチは、早い段階で治療を始める事で、関節の破壊を防ぐ事が可能です。
さらに、近年は抗リウマチ薬も開発され、治療効果も格段に高くなっており、決して治らない病気ではありません。

そのためにも、適切な診断と治療を受ける事が大切になってきます。

早期発見がリウマチ治療のカギ

リウマチは、発症後1年以内に急激に悪化することが多く、2年経つと、関節に深刻なダメージがある可能性が高いとされています。
こうなってしまうと、残念ながら変形した関節は元に戻る確率は低く、なんらかの障害を残すことも考えられます。

しかし、発症から半年以内の初期段階で、治療を開始することで、完治の可能性が高まるのです。
投薬の必要がなくなり、リウマチを克服されている患者さんも大勢いらっしゃいます。

こうした事から、リウマチの早期発見がいかに重要か、お分かりいただけるでしょう。

リウマチに効く薬や漢方薬はある?

リウマチと診断された場合、投薬治療が基本となります。
痛みや炎症などの症状を和らげるため、また、関節の破壊を食い止める目的で、症状に合わせた薬が処方されます。

リウマチ治療に使用される一般的な薬は次の通りです。

薬の名前 効果
非ステロイド製剤 炎症と痛みを和らげる作用
ステロイド剤 炎症と免疫異常を抑える
抗リウマチ剤 免疫異常を改善する、効果が出るまでに通常、数週間~数ヶ月ほど要する
免疫抑制剤 免疫異常を抑制する作用。抗リウマチ剤と併用されるケースもある

その他、関節痛に効果が認められている医薬品のグルコンEX錠プラスやリョウシンJV錠、漢方薬も良いとされています。
また、関節の可動域を広げ、血行を促進させることで、痛みやこわばりを和らげる運動や、患部を温めてこわばりを緩和するなどのリハビリテーション。

破壊された関節を人工関節に置き換える、手術が行われる事もあります。

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関節痛とリウマチのまとめ

放置することで、関節の障害や重大な全身症状を起こす場合もあるリウマチ。
しかし、初期のうちから積極的な治療を受ける事で完治が見込めます。

また、辛い痛みや腫れの改善には、市販薬やサプリメントも役立ちます。
その際には、確かな効果が実証されている、グルコンEX錠プラスやリョウシンJV錠などの医薬品がオススメです。

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