関節痛の効果のある治し方・具体的な治療方法は?

関節痛の治療方法

身体のどこかに痛みがあるというのは辛いものです。
特に関節痛は、身体の様々な部位に症状が現れ、日常生活に支障が出ることも多くなります。
何かを掴む、立ち上がる、階段の上り下りなど、普段何気なく行っている動作一つ一つで「痛たたたっ!」
また、関節痛が悪化すれば朝、ベッドから起き上がったり、歩くことさえ一苦労といった事態にもなりかねません。

今回は、関節痛の治し方・治療方法などについて記載しています。

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つらい関節痛の治し方・治療方法

激しい痛みを伴う関節痛はもちろんですが、小さな違和感を感じた場合でも、関節に炎症が起きている可能性があります。

例えば、手指にこわばりを感じる、熱を持って腫れている気がする、関節を動かすと軽い痛みがあるなど、ちょっとしたサインでも見逃さないようにしましょう。
というのも、慢性化してしまった関節痛は大変治りにくく、治療に長い時間を必要とすることも珍しくありません。

勝手な判断による市販薬の使用、自己流のマッサージ等で、かえって関節痛を悪化させてしまったなどという事がないように、まずきちんと医療機関を受診し、正しい診断と適切な治療を受けることが大切になります。

関節痛の症状って?痛みの原因は?

では、関節痛とはどのような病気なのでしょうか?
なんだかの理由で、関節に炎症が起き痛みが発生するわけですが、炎症の原因というのは実に様々です。

  • 加齢
  • 過度のスポーツによって軟骨がすり減ることに起因する
  • 悪い姿勢
  • 体重過多や運動不足など、関節に負担の掛かりやすい生活習慣の積み重ね

その他にも細菌感染等、内科的な要因で関節痛が起きることもありますし、関節周りの組織の老化が引き起こす四十肩や、五十肩も関節痛の一つです。

関節痛の基本的な治療方法

このように関節痛の起きる原因は色々考えられるわけですが、炎症を抑え、痛みを取りのぞくという治療方針は共通です。
軟骨等がすり減ってしまったケースなど、すっかり元通りに戻すことが困難な症例もありますが、多くの場合、適切な治療により痛みが緩和されます。
長い期間、関節痛で苦しむことのないように、早い段階から積極的に治療を受けることが望ましいでしょう。

では、関節痛の基本的な治療方法についてご紹介していきたいと思います。

治療薬を使う(薬物療法)

関節の炎症や腫れ、痛みに対して一般的なのは、治療薬を使った薬物療法です。

消炎剤で患部の炎症を静め、痛みには鎮痛剤の内服で対応。
より痛みが強い場合は、坐薬が処方されることもあります。

湿布や塗り薬が使用されることも多く、身体の内側と外側両面から関節痛の治療がすすめられていきます。
そうした治療で思ったような効果がみられなかった場合は、関節に注射で薬剤や、有効成分を注入する方法も選択肢の一つです。

物理療法

物理療法とは、患部を温めたり冷やしたりする方法です。
急性期で痛みや腫れがあり、症状が激しい場合は、まず冷感療法で炎症を静めていきます。
患部を氷などで冷やすアイシングが、一般的な方法と言えるでしょう。

一方、そうした症状がなく、痛みが慢性化しているケースに用いられるのが、温熱療法です。
通院で患部に電気、レーザー等をあて、血行促進、新陳代謝の向上を促します。
それにより、関節のスムーズな動きを助け、関節痛の症状を緩和することが目的となります。
なお、入浴やホットパック等で患部を温めることも有効で、ご家庭でも取り入れやすい温熱療法といえるでしょう。

治療器具を用いる(装具療法)

バンド、サポーターやコルセット、杖などの治療器具を使用するのが、装具療法です。
これらは関節痛の痛みや、炎症に直接作用するわけではありません。
患部を支えることで、関節の負担を軽減し、軽快な動作と痛みの緩和を目指します。

運動療法

急性期を過ぎ、症状が安定した関節痛には運動療法が行われます。
周囲の筋肉や腱を鍛えることで、関節を支えてやり、負担を軽減することが目的です。
理学療法士の指導の下で行うリハビリ、ウォーキングやストレッチが代表的ですが、決して無理をしてはいけません。
また、自己流の運動療法はリスクが高いので、必ず専門医の指導を受けて取り組むようにしましょう。

関節痛の手術療法

残念ながら、色々な方法で治療を試みても、関節痛が改善しないケースもあります。
そうした場合は手術が行われます。

内視鏡を使用し、比較的患者の負担の少ない手術もありますが、人工関節に置き換える手術などは入院期間、術後のリハビリといった面で大掛かりな治療となります。

関節痛の治療を助けるいくつかの方法

このように、関節痛の治療には色々な方法があります。
単独のこともありますが、多くの場合は、温熱療法と運動療法など、複数の治療法を組み合わせて、症状の改善を目指していきます。

さらに、治療を助けるという意味合いから、関節に良い成分を摂ることも有効とされています。
グルコサミンやコンドロイチン、ヒアルロン酸が代表的ですが、これらの成分を普段の食事から必要量摂取することは難しく、市販薬、サプリ等の健康食品の利用が手軽でしょう。

こうした製品は非常に種類が多くありますが、医薬品指定を受けたものが人気があります。
一例を挙げますと、3類医薬品のグルコンEX錠プラスには、関節痛や神経痛に特化した有効成分やビタミンがふんだんに配合され、身体の内側から痛みとその原因に作用、症状を緩和してゆきます。

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また、体重増加による負担を防ぐために、肥満に注意する。
過度にならない程度に普段から身体を動かし、筋肉が衰えないように努めることも、関節痛の治療のサポートとして有効です。

身体の様々な場所に発症する関節痛

身体の様々な場所に発症する関節痛

先述の通り、関節痛には多くの原因が考えられます。
さらに、原因だけでなく、発症場所も多様です。

手首、肘、肩、腰や膝、足首など、身体の様々な関節に、異なる原因の痛みが生じるわけです。
つまり、それぞれの病状に適した治療を行わなければ、十分な効果は上がりません。

ここでは特にお悩みの方が多い、膝の関節痛を取り上げて、ご説明してみたいと思います。

代表的な膝の関節痛、変形性関節症の原因と治療法

変形性関節症は、膝に痛みがある場合の二大疾患の一つだと言われています。
関節が変形を起こしたり、骨と骨を繋ぐジョイントである膝軟骨がすり減ることで、膝周辺に炎症や痛みが起こります。

膝を動かすたびに痛みが走り、安静時には痛みがありません。
大部分は加齢によるものですが、激しいスポーツや怪我等も原因となる事がありますので、注意が必要でしょう。

整形外科で診断を受け、上記の基本的な治療が施されます。

慢性関節リウマチの原因と治療のしかた

一方、慢性関節リウマチは、免疫疾患の一つです。
圧倒的に女性の発症例が多く、膝以外の関節にも痛みが現れたり、手指のこわばりを感じる方が多いのが特徴といえるでしょう。

慢性関節リウマチに関しては、治療薬による投薬治療が主体となります。
ただし、この場合は、炎症の原因である免疫の異常を抑えることに的を絞った処方となり、当然、変形性関節症で使用される治療薬とは大きく異なるわけです。

それに加え、基本的な治療法も並行して行ない、症状の緩和を目指します。

関節痛治療のまとめ

このように膝の関節痛一つをとってみても、その原因や治療の仕方にずいぶん違いがある事がお分かりいただけると思います。
アプローチを間違えば、症状の悪化や慢性化、治療の長期化を招きます。
関節痛治療で遠回りする事のないようにするためには、早期の正しい診断、治療開始がとても大切になります。

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