関節痛と妊娠

妊娠初期に関節痛に悩まされる女性は珍しくありません。
特に、初産の妊婦さんの場合、半数以上の方が経験するとも言われています。

お腹の赤ちゃんはまだ小さく、お腹も目立たない時期のはずなのに、なぜ関節に痛みが出るのでしょうか?
こちらでは、妊娠初期の関節痛の原因、特徴的な症状と対処法。

また、初期に限らず、妊娠中に発症しやすい、関節痛についてもお話します。

⇒管理人も利用したトンデケアを見てみる。

関節痛や微熱・頭痛・風邪症状は妊娠初期のサイン?

なんだか身体がだるくて熱っぽいし、関節痛もする…
風邪をひいたのかしら?それとも生理前で体調が悪いのかな?

実はこうした症状は、妊娠の兆候である場合があります。
微熱・発熱、倦怠感、吐き気、頭痛や関節痛など、風邪とよく似ていますが、妊娠の初期症状の可能性もあるのです。

個人差がありますが、妊娠初期の妊婦さんは、風邪症状の他、下半身の関節痛を訴えるケースが多くなっています。
なお、経産婦の方は、初産の妊婦さんと比較すると、妊娠初期に関節痛を発症することが少ないようです。

指・足・膝の関節痛と妊娠

指・足・膝の関節痛と妊娠

妊娠の初期症状の一つでもある関節痛。
歩く、立ち上がるといった動作の時に、足の付け根や膝に「ぴりっとした痛みを感じた」という声が多く聞かれます。

これらの関節痛は、妊娠すると分泌される、リラキシンという成分の影響で起こります。
リラキシンは、関節や周辺組織を緩める働きをする女性ホルモンです。

赤ちゃんが成長するに従って、子宮も大きくなっていくわけですが、リラキシンの作用によって、骨盤や周囲の靭帯が緩む事で、そうした身体の変化に対応できるのです。
しかしながら、骨盤が緩むことで、身体のバランスが崩れ、歪みを生じます。

それを支えようとして、周囲の筋肉に緊張や負荷が掛かるため、腰痛や股関節の痛みが起こります。
リラキシンの分泌は、妊娠初期から後期まで続く事から、妊娠中は下半身の関節痛を発症しやすいと言えるでしょう。

また、リラキシンの作用は、骨盤だけでなく、全身の関節に及びます。
そのため、妊婦さんは骨盤周り以外にも、肩やひざなど様々な部位の関節痛を起こすことがあります。

妊娠超初期・初期の関節痛の対処法

先述の通り、妊娠超初期・初期に見られる関節痛は、関節を緩める女性ホルモンが原因です。
妊娠中は、このリラキシンの分泌が続きますので、残念ながら痛みを完全に取り除くことは難しいと言えます。

しかし、辛い関節痛を和らげるいくつかの方法がありますので、ご紹介しましょう。

姿勢に注意する

正しい姿勢を保つように心掛けることは、身体の歪みを防ぎ、関節痛の緩和に有効です。
座る時は、足を組んだり横座りなどは止めましょう。
最も負担が掛からないのは胡坐です。

温める

ゆったりとお風呂に入ると、筋肉の緊張がほぐれ、辛い関節痛が和らぎます。
撫でる・さするなどの優しいマッサージもオススメです。

軽い運動

ストレッチやウォーキングなど、無理のない範囲で身体を動かすことも良いでしょう。
緩みがちな筋肉や靭帯を強化することで、関節痛になりにくなります。

妊娠中の薬の服用や外用薬の使用には、十分な注意が必要ですが、市販薬の中には、妊娠中も服用が可能なものがあります。
痛みが強い場合、身体の内側から関節痛の症状を和らげる、医薬品リョウシンJV錠が妊娠中の栄養補給にもなりオススメです。

妊娠中期以降に多い?股関節痛

妊娠中期以降に多い?股関節痛

徐々にお腹が大きくなってくる妊娠中期以降は、足の付け根の痛みに悩む妊婦さんが多くなります。
これは、赤ちゃんの成長に伴い周囲の臓器が圧迫されたり、胎児の重みによって、股関節に負担が掛かるためです。

また、大きなお腹を支えるために、背中などその他の関節にも負荷が掛かるため、腰痛やひざの痛みが起きることがあります。
体型の変化に加え、出産に向けてリラキシンの分泌量が増えていくことあり、妊娠中期以降の妊婦さんは、関節痛を発症しやすくなります。

このような痛みは、緩みがちな骨盤を支えてやる事で、負担が軽減、症状が和らぐので、腹帯・骨盤ベルトを利用すると良いでしょう。

妊娠後期に起きやすい手の指・手首の関節痛

妊娠後期になると、浮腫みや女性ホルモンの影響から、指・手首などの関節痛を発症することがあります。
手のしびれ、ちくっとした痛みが特徴の手根管症候群。

指を伸ばす時に痛みの出るバネ指(腱鞘炎)などがありますが、関節の腫れを伴う場合は、リウマチの可能性も否定できません。
朝のこわばり、左右対称の痛み等、リウマチが疑われる時は、専門医を受診するようにしましょう。

妊娠中の関節痛対策と予防法

妊娠中に関節痛が起きた場合、まずは無理をせず安静にします。
お風呂で温まったり、お気に入りのアロマオイルを使って、優しくマッサージをするのも良い方法です。

痛みの改善と合わせて、精神面でリラックス効果が得られます。
症状が落ち着いたら、正しい姿勢を意識したりストレッチを行って、身体の歪みを防止しましょう。

骨盤ベルトの他、マタニティ整体・ヨガで、骨盤の緩みや、歪みを整えるのもオススメです。
ウォーキングやマタニティビクスなど、軽い運動を行うと患部の緊張がほぐれ、痛みを和らげてくれます。

また、適度な運動は、筋力アップに繋がります。
緩んだ骨盤を筋肉でしっかり支えることで、関節痛の予防・改善効果に期待が持てるでしょう。

⇒管理人も利用したトンデケアを見てみる。

関節痛と妊娠のまとめ

関節痛と妊娠のまとめ

妊娠初期や妊娠中の関節痛は、女性ホルモンの影響や、出産に備えるための身体の変化が原因で起こります。
辛い関節痛ですが、多くの場合は出産後は痛みが治まっていきますので、あまり心配しすぎないようにしましょう。

とは言え、セルフケアなどでも症状が改善しない時は、妊婦さんでも安心して服用できるリョウシンJV錠など、医薬品の利用も一つの方法です。
また、妊娠中でも使用できる消炎鎮痛剤・湿布の処方や治療が受けられますので、あまりに強い痛みがある場合は、医師に相談してみましょう。

関節痛・神経痛のサプリ・医薬品ランキング

【関節痛・神経痛のサプリおすすめ2選】

当サイトでオススメしている関節痛・神経痛の医薬品・サプリです。 成分などを総合して安全に飲むことが出来る商品を厳選しています。
  1. マイケア イタドリ

    イタドリのランキングイタドリ

    即効性のある天然の鎮痛成分で痛みの緩和をします。関節痛の良いとされている成分「グルコサミン」「コンドロイチン」「Ⅱ型コラーゲン」が含まれています。サプリという事で効果は実証されていませんが、栄養補給には抜群です。全額返金保証付きなので、安心して利用する事が出来ます。