
自然と健康を科学するツムラからは、漢方薬の桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ)が販売されています。
多種多様な生薬が配合されており、身体を内側から温めて痛みを発散させる作用を持つのが特徴です。
- 関節の痛みや神経痛の症状で悩まされている
- お風呂に入ると身体の痛みが和らぐ
- 身体が冷えやすくて冷房やエアコンが苦手
- 冬場になると節々の痛みが悪化する
- 冷え性で悩まされていて特に手足が冷える
こういった悩みを持つ方に桂枝加朮附湯は効果的で、体力のあまりない人へと処方されます。
線維筋痛症や肋間神経痛、肩こりや腱鞘炎といった痛みにも優れた効能を発揮し、どのようなメカニズムで働きかけてくれるのか見ていきましょう。
2.冷え性の方は顕著に症状があらわれ、気や血の巡りが悪くなって痛みが起こる
3.桂枝加朮附湯を服用すると内側から外側へと向かって気を放出する
4.同時に血行不良を改善したり身体を温めたりして神経痛や関節痛を中心に和らげる
変形性膝関節症などの病気で悩まされていなくても、「加齢によって関節が痛んでスムーズに曲げ伸ばしができない」といった症状で悩む高齢者の治療としても頻繁に用いられます。
痛み止めとして病院で処方される非ステロイド消炎鎮痛薬(NSAIDs)は、胃へと大きな負担が加わります。
しかし、桂枝加朮附湯は、穏やかな作用が期待できる漢方薬なので、そのリスクが少ないのです。
桂枝加朮附湯の評判や口コミをチェック!
他の内服薬とは異なり、漢方薬の桂枝加朮附湯が、どのような口コミの評判を得ているのか確認してみましょう。
Submit your review | |
首、手首、足首・・・あらゆる関節の痛みがあり、時々しびれも感じます。他にも痛みをとるための薬を使っていますが、病院で処方してもらった芍薬甘草湯を一番頼りにしています。正直、効能については良く分かりません。効果があって眠くならない薬はないか?とお医者様と相談した結果たどり着いたものです。漢方なので即効性はないかと思いますが、体は温まるようで痛みは緩和されるように感じます。服用するとき、顆粒なのでどうしても口に残る感じが気になり(味はともかく)もっと飲みやすい形になってくれたらありがたいですね。ただ、経験上、痛みをとる薬は眠くなるとセットになっているものが多いように感じます。最近は風邪薬でも眠くならないものがあるようなので、関節痛の薬もそうなる日が来ることを期待しています。
桂枝加朮附湯の良い口コミ
・腕を動かした時に痛みを感じる五十肩の症状が桂枝加朮附湯のお陰で大分良くなりました
・間質性膀胱炎の治療で服用し、排尿する際の痛みが和らいだので快適な生活が送れています
・生活環境の改善なども併用すれば関節痛の痛みも怖くありません
・桂枝加朮附湯エキス錠コタローは1週間程度で痛みが引いていきますよ
・ホットフラッシュやのぼせなどの更年期障害にも効果を発揮するので万能だと思います
・西洋薬の副作用で治療が難しい時に漢方の桂枝加朮附湯は重宝します
・グルコサミンサプリメントとは違って確かな作用機序があるのが良いですね
・痛み自体を一時的に抑えるロキソニンのような効果ではなく、桂枝加朮附湯は身体の内側から体質改善して痛みのない状態をキープするような感じです
桂枝加朮附湯の悪い口コミ
・医師や薬剤師の指示に従わずに服用すると頭痛やめまいなどの副作用が起こるので気を付けた方が良いですね
・劇的な変化は特になく、体質的に合わなかったのもあって別の医薬品の服用を考えています
・手足の冷えを伴う疼痛に悩まされていましたが、あまり効果がなかったように思います
桂枝加朮附湯に含まれている成分や生薬は?

西洋薬とは異なり、漢方薬は複数種類の植物の生薬で構成されています。
桂枝加朮附湯の中には7種類の生薬が含まれていて、どんな効果や効能を持っているのかまとめてみました。
成分・生薬 | 効果 |
---|---|
桂皮(ケイヒ) | 気の巡りを整えながら発汗作用を促して体表の毒を取り除く |
芍薬(シャクヤク) | 優れた鎮痛作用によって筋肉の痙攣を鎮める |
蒼朮(ソウジュツ) | 体内の水分代謝を正常化させたり消化機能を高めたりする |
生姜(ショウキョウ) | 身体を温めるショウガオールや免疫力を高めるジンゲロールを含む |
附子(ブシ) | 冷え性の悪化による関節痛や神経痛で悩む方に適している |
大棗(タイソウ) | 胃腸の機能を整えたり精神安定化作用を促したりする |
甘草(カンゾウ) | 痙攣を鎮める鎮痙作用や抗炎症作用、抗ウイルス作用を持つ |
適度なバランスで混合生薬の乾燥エキスが含有されており、関節リウマチの腫れや痛みに対して用いられるケースも少なくありません。
痛みの症状に加えて免疫力も高める作用もあるので、桂枝加朮附湯の服用を続けて風邪やインフルエンザといった病気の予防にも繋がるのです。
桂枝加朮附湯は市販されている?通販での価格は?

桂枝加朮附湯は、薬局やドラッグストアといった実店舗でも市販されています。
漢方薬を中心に取り扱う薬局で置かれており、発汗作用のある桂皮や痛みを和らげる芍薬など、上記でご紹介した複数の生薬の相乗効果で関節痛や冷え性に効くのです。
また、実店舗へと行くのが面倒であればネット通販でも購入出来て、販売店によって以下のように価格が異なります。
メディストック:24包で1,791円
ケンコーコム:24包で1,857円
楽天市場:180錠で2,187円(クラシエの桂枝加朮附湯)
個人輸入:42包で3,822円
「体質改善が期待できる漢方薬は料金が高い」とイメージしている方は多いでしょう。
しかし、ツムラの桂枝加朮附湯はお手頃な価格なので、気軽に漢方薬を使って関節痛や神経痛を和らげられます。
桂枝加朮附湯の正しい飲み方は?

漢方薬の桂枝加朮附湯は正しい飲み方が決められていて、以下では添付文書の内容を簡単にまとめてみました。
・7歳以上15歳未満の子供は1回当たり2/3包、1日に2回服用する
・4歳以上7歳未満の幼児は1回当たり1/2包、1日に2回服用する
・2歳以上4歳未満の幼児は1回当たり1/3包、1日に2回服用する
・食前のタイミングを目安に水や白湯と一緒に服用する
風邪などの予防で桂枝加朮附湯を小児へと服用させる場合、保護者の指導監督のもとに行ってください。
飲み合わせで注意すべき点はある?
健康食品とは違って複数の医薬品を服用する際は、飲み合わせに気を配らなければなりません。
・甘草含有製剤
・グリチルリチン
桂枝加朮附湯に関しては上記の薬剤との相性が悪く、既に別の医薬品を服用している方は重複に注意が必要です。
また、桂枝加朮附湯は冷えの強い寒証向けの漢方薬で、体力が充実していて暑がりの人には向きません。
副作用のリスクはあるの?
漢方薬は穏やかな作用が期待できるため、重篤な副作用は滅多に起こらないと考えて良いでしょう。
この点に関しては桂枝加朮附湯も一緒ですが、個人の体質によっては、以下のように不快な症状で悩まされることがあります。
- むかつきや吐き気、食欲不振などの胃の症状
- 発疹やかゆみを中心とする皮膚症状
- 動悸やのぼせ、舌のしびれや不整脈
- むくみや血圧の上昇を中心とする偽性アルドステロン症の症状
- 手足がひきつったり痺れたりするミオパチー
桂枝加朮附湯の服用で、必ずしも引き起こされるわけではありません。
それでも、副作用のリスクは少なからずありますし、漢方薬は体質によって合う合わないがあるので、詳細は医師や薬剤師へと相談すべきです。
桂枝加朮附湯の販売会社概要
会社名:株式会社ツムラ
本社所在地:〒107-8521 東京都港区赤坂二丁目17番11号
創業:1893年(明治26)4月10日
代表者:加藤 照和
ホームページ:桂枝加朮附湯の公式サイトはコチラ
関節痛・神経痛のサプリ・医薬品ランキング
【関節痛・神経痛のサプリおすすめ2選】
当サイトでオススメしている関節痛・神経痛の医薬品・サプリです。 成分などを総合して安全に飲むことが出来る商品を厳選しています。-
マイケア イタドリ
即効性のある天然の鎮痛成分で痛みの緩和をします。関節痛の良いとされている成分「グルコサミン」「コンドロイチン」「Ⅱ型コラーゲン」が含まれています。サプリという事で効果は実証されていませんが、栄養補給には抜群です。全額返金保証付きなので、安心して利用する事が出来ます。